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飯山・小菅の遺産と文化
県立歴史館で企画展 鳳凰文透彫奥社脇立二面と中世以前作の曼陀羅(まんだら)図について解説する黒川さん 北信濃の三大修験霊場の一つ かつて戸隠、飯綱と並ぶ北信濃の三大修験霊場とされた飯山市瑞穂にある集落「小菅」を紹介する企画展「霊場小菅〜飯山の遺産と文化」が千曲市の県立歴史館で開かれています。 小菅は、7世紀後半ごろの開山とされ、小菅山元隆寺(がんりゅうじ)を中心に繁栄。全盛期の中世には37の僧坊や10の末院が立ち並ぶ優美な地であったといいます。戦国時代、川中島の戦いで、武田方による兵火で焼失しますが、その後、坊を総括した大聖院(だいしょういん)やいくつかの坊院が再興されたほかは、坊院跡は一般の居住地へと転じていきました。この坊院群の地割は、今日も石垣などで区画され、居住地や耕作地として継承されています。 こうした歴史的背景から小菅には、国重要文化財の小菅神社奥社本殿などの建造物をはじめ、信仰に関わる美術品や、国重要無形民俗文化財の「柱松柴燈神事(はしらまつさいとうしんじ)」など、さまざまな種類の宝物が伝えられています。2015年には小菅の里


あーとdeだいぼうけん
昨年の様子 体験型のアートイベント「あーとdeだいぼうけん!vol.2」が1月16日(金)から20日(火)の10時から16時まで(最終日は12時終了)、箱清水の県立美術館地下1階で開催されます。地元の表現者らでつくる「あーとdeらぼ」主催。 入場無料の「しなのギャラリー」と、17日(土)、18日(日)のみイベント開催の「ホール」(有料)があります。 「しなのギャラリー」は、表現者が務めるキャストがガイドをする「はじまりのエリア」、キャストの作品を楽しむ「鑑賞エリア」、休憩できる「リラックスエリア」が設けられます。 「ホール」は、時間ごとにキャストと体験内容が入れ替わる「表現エリア」となっており、ちんどん屋・忍者体験やダンス、太極拳、剣舞のほか造形や劇など、従来の「美術」の枠を超えた20種以上の多彩なワークショップやパフォーマンスがあります。入場に必要な体験パスポートは1人1000円、2人目は無料。「みらいハッ!ケンプロジェクトポイントも利用可。 「誰でもアートを楽める場を目指しています。気軽に立ち寄って」と同らぼ。詳細は「 あーとdeら


抹茶あんのおやき
長野日大 いろは堂ら 共同で開発 販売へ 企画開発した「抹茶あんのおやき」を手にPRする長野日大の生徒 長野日大学園(東和田)は、おやき製造販売のいろは堂(鬼無里)、宇治茶専門店の祇園辻利(京都市)と共同で、「抹茶あんのおやき」を企画開発し、12月20日(土)からいろは堂の複合施設「OYAKI FARM(おやきファーム)」(篠ノ井)で先行販売されます。 長野日大学園では小中高生が所属する「世界部」のおやきチームが4年前から企画・商品開発に携わってきました。 信州の名産品「おやき」の魅力を世界に発信しようと、イギリスなどでの抹茶ブームを背景に抹茶あんのおやきを考案し、試作開発を続けてきました。 おやきチームリーダーの北村信博さん(高校1年)は試作の過程を振り返り「苦みが強いと子どもに好まれない一方で、甘過ぎると抹茶の風味が失われるので、抹茶の風味と甘さのバランスを工夫した」と説明。 チームメンバーの竹内瑠里巴(るりは)さん(高校3年)は「抹茶は過熱すると色がくすんでしまうが、きれいな色に出来上がり、抹茶の香りがあんと調和していておいしい


北海道の動物たちとらえた写真50点
松代で小林宣広さん個展 展示作品の説明をする小林さん 松代町のアマチュア写真家小林宣広さん(75)の写真展「北海道の動物たちPartⅡ〜愛らしい生き物の世界!!」が12月28日(日)まで、同町の山寺常山邸土蔵ギャラリーで開かれています。エゾモモンガやエゾフクロウ、シマエナガなど30種類のかわいらしい生き物たちをとらえた作品計50点を展示しています。 小林さんは、大好きだった野鳥を撮りたいと望遠レンズを購入した30代後半から本格的に写真を始めました。40代に入り、市内在住のスズメの研究者に同行して訪れた北海道でイエスズメを撮影します。これをきっかけにこの地に固有の動物相に関心を抱くようになりました。 定年後は年に4回ほど、撮影したい生き物の行動に合わせて北海道各地を訪問。今年は春にエゾリス、6月と9月にナキウサギを目当てに撮影に訪れました。 今回は2022年開催のPart㈵に続く第2弾の企画で、この3年間に撮りためてきた作品を紹介しています。タンチョウヅルの求愛ダンスや餌をついばむ4羽の親子、巣穴で身を寄せ合うエゾフクロウ、青いエゾエンゴサ


須坂市出身の写真家北島敬三さん回顧展
鋭い洞察力 300点余を紹介 1月18日まで 県立美術館で 「UNTITLED RECORDS」シリーズのうち須坂市を撮影した作品を紹介する北島さん 須坂市出身の写真家、北島敬三さん(71)=東京都=の50年にわたる仕事を振り返る大規模回顧展「借りた場所、借りた時間」が1月18日(日)まで、県立美術館(箱清水)で開かれています。 北島さんは1975年に故・東松照明さん、森山大道さんらが主催した「WORKSHOP写真学校」に参加したのをきっかけに本格的に写真を始めました。活動初期から91年ごろにかけて、東京や沖縄、ニューヨーク、東西ベルリンなど世界の都市を巡り、遭遇する人々をとらえた鮮烈なストリートスナップで評価を確立します。81年に日本写真協会新人賞、83年に木村伊兵衛写真賞を受賞しました。 91年を境に、ストリートスナップから「無徴」の人々を定点観測的に撮影した「PORTRAITS」シリーズ、東日本大震災の被災地域を含む、日本各地の「無徴」の風景を記録する「UNTITLED RECORDS」シリーズへと作風を転換させていきます。..


モフモフまつり
イベント告知をするモフモフのクラウディ(左)とチャンバラマシーン 「モフモフ」をテーマにしたイベント「モフモフまつり」が12月13日(土)14時から19時まで、松代町の「秘密基地アトリエ wanaka(ワナカ)」で開かれます。同アトリエ代表の創作家トモヤアーツ(鶴田智也)さん(48)が、「毛布やブランケットに包まりながら遊んだりパフォーマンスを見たりして非日常を楽しんでほしい」と企画しました。 小布施町の「ドライフラワーとフォーの店api∞(アピ)」の「汁なしフォー」(900円)やポップコーン、温かいドリンクの販売のほか、靴下の廃材で作る「モフモフオーナメントワークショップ」(1個500円)、チャンバラマシーンやチョコレート落としなどのアトラクション(300円)など。 17時から米国の映画「ブルーきみは大丈夫」の上映会(先着40人)を行います。16時から地元のベリーダンサーOKIKA(オキカ)さんとキッズダンサーが映画に合わせて演出したベリーダンスを披露。 巨大モンスター「クラウディ」も一緒に踊ります。 毛布やブランケットを持参。「毛布に


歌川国芳 パノラマ錦絵の世界
須坂・田中本家博物館で 展示室には大迫力の3枚組みのパノラマ錦絵が並ぶ 幕末の浮世絵師歌川国芳(1797〜1861年)の3枚続きの大判錦絵を特集展示する「歌川国芳 パノラマ錦絵の世界」が須坂市の豪商の館田中本家博物館で開かれています。 国芳は、豪快な武者絵や趣向を凝らした戯画、奇想天外なドクロや化け猫図などで広く知られます。その国芳が編み出したのが、浮世絵を3枚組み合わせて一つの作品にするスタイル。これにより、1枚の絵では表現しきれないようなスケールの大きい迫力ある表現に成功しました。 今回同館では、武者絵、美人画、役者絵の3つのテーマに分けて計27作品を展示紹介しています。武者絵のコーナーには、闇の中から現れた巨大な骸骨が印象的な大人気作品「相馬の古内裏(ふるだいり)」、妖術使いの児雷也と宿敵大蛇丸が巨大なガマの上で戦う姿を描いた「児雷也」が並びます。「川中嶋合戦」は、謙信が騎乗から打ち下ろした太刀とそれを受ける信玄の軍配団扇、右側の武者が突き出したやりが中央で交差する構図。謙信と信玄の大迫力の一騎打ちシーンを楽しめます。...


インスタレーションアート展
「アマチュアラジオ」テーマに いずれも1977年生まれの大井川茂兵衛さん(写真家)、木下光三さん(デザイナー)、山貝征典さん(キュレーター)のアートユニット「解像度77」の作品を展示する3人展「アマラジ」が11月15日(土)と16日(日)、21日(金)から24日(月)、北石堂町の「越前屋ギャラリー」で開かれています。 5回目の今回は「アマチュアラジオ」がテーマ。ラジオ局にありそうなマイクなどと、写真やグラフィックデザインを組み合わせ、「ラジオ好きな女の子の部屋」に見たてたインスタレーションアートを展示。3人が話すラジオ番組を録音した音源をBGMとして流します。中に入って記念撮影もできます。 「見終わった後にラジオが聴きたくなる気持ちにさせたい」と山貝さん。 11時から17時(最終日は15時まで)。入場無料。 (問)山貝(メール)yamagai@u-seisen.ac.jp 2025年11月15日号掲載


東山作品で最大級「大下図」公開
県立美術館で「東山魁夷」展 2年がかりの額装整備を終えてお披露目された「朝明けの潮」色分け大下図 長野県立美術館(箱清水)は11月16日(日)まで、併設する東山魁夷館の開館35周年記念展「東山魁夷 永遠の海〜私は、いま、波の音を聴いている」を開いています。日本画家東山画伯(1908〜99年)の日本の風景を描いた代表作計94点を展示。第1部では同館が2023年から2年間、2700万円をかけて修繕、額装整備をした皇居宮殿壁画「朝明けの潮」の原寸大の「色分け大下図」を公開しています。 大下図は、縦約4メートル、横約15メートル。宮内庁の依頼で皇居宮殿に設置された完成作品制作の前年1967年に、大きさや色のバランスを確認するために描かれたものです。 完成作品は、東山作品では最大級。画業の代表作であるものの、一般公開されていないため、皇居以外で原寸の作品を見られるのはこの大下図のみでした。同館では、98年に本人から寄贈された後、巻いた状態で保管。21年の本館の全面改築により、超大型作品の展示と収蔵が可能になったことから、35周年の記念展で展示公開でき


「忠臣蔵」をテーマに
11月24日 「三人の和芸」公演 左から竹内敏大さん、快楽亭狂志さん、松賀藤典さん 落語、日本舞踊、邦楽のコラボレーション公演「三人の和芸『三人の忠臣蔵』」は11月24日(月)14時から、緑町の市芸術館アクトスペースで開かれます。 長野市を中心に活動する落語の快楽亭狂志さん、日舞の松賀藤典さん、箏・三味線奏者の竹内敏大さんの3人が2021年から続ける自主公演で7回目。 「忠臣蔵」をテーマに、松賀さんが長唄舞踊「雨の五郎」、狂志さんが落語「七段目」、竹内さんが箏曲「ゆきの舞」をそれぞれ披露した後、3人のコラボで「いざ、討ち入り!」を上演します。忠臣蔵のハイライトを、語り、舞踊、邦楽を組み合わせてオリジナルの脚本・演出で表現する舞台作品で、メンバーは「四十七士の討ち入りを3人でどう表現するか、お楽しみに」と話しています。 前売り3000円、当日3500円。チケットは長野市芸術館チケットセンターで取り扱い。 (問)日本クラフト企画☎︎090・3333・2366 2025年11月1日号掲載


30日に「さわやか合唱交流会」
練習する「りんどう&すずらん」の会員たち 12合唱団が参加する「さわやか合唱交流会」は10月30日(木)13時から、第19回定期演奏会を市芸術館(緑町)メインホールで開きます。 同交流会は、長野県シニア大学合唱班卒業生らが2003年に結成した「そよ風混声合唱団」から、2019年結成の男声合唱団「ゴールデンボーイズ」まで、平均年齢82歳の約150人が参加しています。 ピーク時は330人以上いた会員も半減。特に混声合唱団の「りんどう」と「すずらん」の2グループは人数が共に約10人ほどになり、今回は初めて2グループ合同で発表。中島みゆきさんの「時代」など2曲を歌います。りんどう代表の岡田勝一さん(85)は「皆さんの心に届くように丁寧に歌いたい」。すずらん代表の二本松朗さん(77)は「グループの持つ色はそれぞれ違いますが、仲間が増え、みんながそろって歌えることが楽しい」と話しています。 ほか同交流会全グループの発表と、2グループ合同の「太陽&ルナーレ」、賛助出演のトリオ「mm&M」による演奏があります。 入場無料。全席指定で、事前に申し込みが必


「のぶさと祭り」と「小山清茂メモリアルコンサート」
小山清茂記念信里混声合唱団 「第9回のぶさと祭り」と「小山清茂記念展示室開設 第8回メモリアルコンサート」が10月19日(日)10時から12時半まで、信里小学校体育館で開きます。信里地域委員会と小山清茂記念展示室特別運営委員会の主催。...


ファゴットコンサート
県内出身若手演奏家4人 10月18日 左から鈴木さん、立岩さん、山越さん、渡辺さん 県内出身の20代の若手演奏家4人による「ファゴットカルテットコンサート」が10月18日(土)14時から、大門町の竹風堂大門ホール(竹風堂善光寺大門店3階)で開かれます。...
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