美術でみる歳時記 春編・夏編
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北野美術館 作品に見る「季語」

絵の中に表現されている事柄を「季語」として取り上げながら作品を紹介する企画展「美術でみる歳時記 春編・夏編」が若穂綿内の北野美術館で開かれています。8月16日(日)まで。
同館が所蔵する多彩なコレクションのうち、日本画作品を俳句や短歌の題材に見立て、句の内容を考えるのに近い視点で、作中に表現されたテーマやモチーフなど細部の描写に目を向けてみようという試み。今回は、歳時記の四季と新年の五つの編成から春編・夏編を取り上げて、作品の中に確認できる「季語」を歳時記の書式にならった解説文で紹介しています。
同館のコレクションを代表する上村松園「風」=写真=では、歳時記から「夏衣」を取り上げて、言葉の意味を解説。その隣で「(袂)(たもと)や裾をなびかせて走る姿が軽やかで、さわやかな風を感じる」などと作品解説をしています。ほかに酒井抱一、英一蝶、横山大観、菱田春草、鏑木清方(かぶらききよかた)らの春夏の情緒を豊かに描いた近現代の名品を展示しています。
日本画のほか国内外の名だたる画家たちの洋画、彫刻、書、工芸品など全体では93点を展示紹介しています。
「絵に表現された当時の季節感と今の自分が抱く季節感の違いなど、歳時記特有の文化を感じながら作品を楽しんで」と同館。
8月2日(日)10時からと13時半からの2回、湯島天満宮信濃分社共同企画「夏休み!お絵描き風鈴を湯島神社さんに飾ろう!」を開催。好きな絵や模様を描いたオリジナル風鈴2個を制作。1個は持ち帰り、もう1個を美術館隣同神社の外観の飾りとして奉納します。定員は各回先着15人。材料費1人2000円。別途入館料が必要。参加希望者は、こちらから必要事項を記入して送信。
開館時間は9時半から17時。祝休日以外の月曜と7月21日(火)休館。入館料は一般700円、高校・大学・専門学校生500円、中学生以下無料。
(問)同館☎︎282・3450
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2026年7月18日号掲載
