桜の枝300本「春の便り」東北へ
- 2月14日
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市民団体「被災地オテガミプロジェクト」

震災から15年 例年よりも多く
これまで取り次いだ「オテガミ」8900件
2011年3月の東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市と交流を続けてきた市民団体「被災地オテガミプロジェクト」はこのほど、「寒い東北に春の便りを送り届けて、皆さんに喜んでもらいたい」と、つぼみを付けた桜の枝約300本を同市に贈った。
同団体は2012年11月から活動を始め、手紙やはがきなど、さまざまなかたちで被災地に寄せられる思いのかたちを「オテガミ」として募集し、同市に届けてきた。同団体代表の久保田洋一さん(84)=権堂町=は、オテガミの一つとして10年ほど前から、県内で栽培されている啓翁(けいおう)桜の枝を購入して同市に送る活動を続けている。同市に届いた桜は、公共施設などに設置され、一般市民が持ち帰っている。「今年は震災から15年の節目の年ということもあり、例年よりもたくさんの桜を贈りました」と久保田さん。

同団体が14年間取り次いできたオテガミの合計件数は約8900件。また、古本などを募り、集まった品物をお金に換えて、同市内の団体に寄付する月1回の活動「古本回収所開設」では、合計で約78万2000円を寄付してきた。
次回の古本回収所開設は2月26日(木)9時から12時まで、権堂イーストプラザ市民交流センターで。通常通り、不要な古本、CDアルバム、DVDの持ち込みを募集している。
震災から15年の特別企画として、同回収所と同市をオンラインでつなぎ、交流する予定。久保田さんは「私の世界を広げてくれた陸前高田の皆さんと、この活動に協力してくださる皆さんに感謝しています。オテガミ9000件、寄付金額80万円を目指します」と話している。
オテガミは、〒380—0833 長野権堂郵便局「陸前高田の皆様」宛てに送付を。
(問)久保田☎︎090・2455・5677
記事・写真 松井明子
2026年2月14日号フロント



