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長野東高野球部 創部50年 強豪と記念試合

  • 5 日前
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あす 新潟の日本文理高と OB会が初めて企画

強豪校との試合を心待ちにする長野東高校野球部員
強豪校との試合を心待ちにする長野東高校野球部員
頑張りを見に来て応援を

 長野東高校野球部が今年創部50年を迎えた。それを記念した招待試合が5月25日(日)、篠ノ井東福寺の長野オリンピックスタジアムで開かれる。対戦相手は、春夏の甲子園大会に通算17回の出場を果たし、夏大会で準優勝の実績を持つ新潟県の強豪・日本文理高校。主催するOB会は「県外の強豪校と対戦する地元高校生の頑張りを直接見に来て応援してほしい」と多くの来場を呼び掛けている。


 長野東高校野球部は、同校創立の翌1975年に創部。招待試合は、今年50周年の節目を迎えたことからOB会が記念事業の一環として初めて企画。合同練習や練習試合で交流がある長野日大高の推薦で、日本文理高を招待できることになった。


 長野東高のこれまで50年間の戦績は、2015年夏の選手権長野大会で4回戦まで進出したベスト16が最高成績だ。いつからか「凡事徹底」がチーム伝統のモットーに。誰にでもできることを、誰にでもできないくらい徹底してやることで、その結果が微差となり、大差になるという意が込められている。この下に選手たちは日々の練習を重ねてレベルアップを図ってきた。


 今年度は新入部員6人が加わり選手19人、マネージャー5人の計24人で活動がスタート。シーズン最初の春季北信越高校野球県大会は、北信支部予選会2回戦を勝ち上がったが、支部予選代表決定戦で敗退した。


 今年7年目の小林勝男監督(33)は「就任から選手の人数が少なく結果が出ない中で、今年は3年生が10人。選手たちも例年以上に結果を求めてやりたいと考えている」とし、「日本文理は北信越の野球の雄。どんな結果であっても間違いなく得るものはあるので、それを夏の選手権大会に生かしたい」と話す。


 主将で投手の角田大空(つのだそら)さん(3年)は「ビッグネームとの対戦はすごい楽しみ。自分たちのベストプレーをして、全力でぶつかるだけ」。副将で捕手の関悠太郎さん(3年)は「甲子園常連校で実力の差は大きい。勝つのが理想だけれど、締まったいい試合にして夏大会につなげたい」と意気込む。


 当日はダブルヘッダーで、9時から長野東高校校長の始球式に続いて1試合目を行い、2試合目は13時30分からの予定。観戦無料。

記事・写真 中村英美


2025年5月24日号フロント

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