長野市交響楽団が創立75周年
- 6月27日
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7月12日に記念の定期演奏会

伝統を意識し 音楽に情熱傾け
市内を中心に音楽愛好家60人でつくるアマチュアオーケストラ「長野市交響楽団」が創立75周年を迎えた。これを記念する「第68回定期演奏会」が7月12日(日)14時から、市芸術館メインホールで開かれる。団長の平林潔さん(63)=屋敷田=は「今年はみんなが団創立75年を意識しながら練習している。音楽を愛する情熱を傾けた演奏を大勢の人たちに楽しんでほしい」と多くの来場を呼びかける。
楽団は1951年、県内3番目のアマチュアオーケストラとして誕生した。現在は市内と近隣市町村、遠くは埼玉県や山梨県から20〜80代の会社員や医師らさまざまな仕事の人たちが所属。週1回金曜の夜と、月1回日曜に古牧公民館などで練習を重ねる。年1回の定期演奏会をはじめ、県民コンサートや地域の音楽祭へ参加するなど幅広い演奏活動を行っている。
プログラムはドボルザークの代表曲の一つ「チェロ協奏曲ロ短調作品104」と「交響曲第7番ニ短調作品70」、シューベルト「イタリア風序曲D591」。指揮に、長年同楽団を指導する指揮者の田中一嘉さん(73)=横浜市、チェロ独奏に須坂市出身のチェリストで昨年同楽団の音楽監督に就任した宮沢等さん(64)=東京都=を迎える。
楽団で約40年にわたって活動するバイオリンの中川真さん(81)=浅川=は「ここは初心者からベテランまで、一緒に音楽を楽しみながら演奏できる。難しい曲に挑戦してみんなで頑張ってきた成果を聴いてほしい」。信州大学在学中に入団し、今年大学院を修了、就職先の山梨県から参加するバイオリンの金子舞さん(24)は「入団当時学生は少数派だったけれど、みなさんが温かく受け入れてくれてうれしかった」と振り返り、「音色の重なりや全体の雰囲気を楽しんでほしい」と笑顔。
活動8年目、フルートを担当する演奏会実行委員長の渋沢美穂子さん=若槻=は「みんな仕事をしながら練習を重ねてつくりあげてきた音色をたくさんの人たちに聴いてもらいたい」と力を込めてPRした。
チケットは全席自由で、前売り、当日とも一般1000円、高校生以下無料。市芸術館チケットセンター、ホクト文化ホール、美鈴楽器などで販売。
(問)同団公式ウェブサイト(「長野市交響楽団」で検索)
記事・写真 中村英美
2026年6月27日号フロント



