女声合唱団「スオーノ・コンブリオ」
- 2月21日
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23日 創立10周年記念演奏会

「ジュニア」部門の中学生と合同演奏も
部活動の地域移行に伴い新設
人生を合唱で謳歌し、次世代へ合唱の楽しさを伝えていこうと長野市を拠点に活動する女声合唱団「SUONO・CONBRIO(スオーノ・コンブリオ)」が今年創立10周年を迎える。これを記念する演奏会「愛をこめて花束を」が2月23日(月)14時から、長野市芸術館メインホールで開かれる。昨年10月、長野市内中学校部活動の地域移行に伴い、新たに立ち上げた「スオーノ・コンブリオ ジュニア」の演奏もある。
指揮者で、松本蟻ケ崎高校長の鳥谷越浩子さん(61)は「中学生と大人たちが楽しく歌い続けている姿を見てほしい」と多くの来場を呼びかけている。
「メンバーの中に、もっと歌いたい、もっとうまくなりたいという気持ちがどんどんと芽生えてきて、互いが高め合ってきた10年だった」と鳥谷越さん。
同合唱団は2016年に高校音楽教諭の鳥谷越さんが、自身が活動した長野西高校合唱班の同年代の仲間と、後に教員になって指導した同班の教え子たちに声をかけて結成。その後は北信地域で指導した教え子らもメンバーに加わるなど、今は20代から60代までの女性21人が参加する。大半が高校時代に全国大会を経験したこともあり、当初からずっと自分たちが成長できるような高みを目指して難曲に取り組んできた。毎年全日本合唱コンクールに挑戦し続け、21年には全国大会への出場を果たした。

今年度、市内中学校の部活動が終了し、地域移行されたことを受け、「大人の私たちにできることを」と、「使命感」を持って中学校合唱部の受け皿となる「ジュニア」部門を設立した。三陽中学校音楽教諭の鷹沢和(のどか)さん(25)が、団員だった縁で実現。鷹沢さんの指導の下、三陽中の生徒9人と桜ケ岡中の生徒2人が週の平日3日と土曜日に三陽中学校で活動している。本団大人たちとの合同練習もある。今回がジュニアにとっては初の定期演奏会で、単独で3曲を発表する。
当日のプログラムは3部構成で計16曲を演奏。記念ステージの柱として、人気の若手作曲家土田豊貴さんへの委嘱作品「5人の女性歌人による恋の歌」(仮称)を初演。コンクールで歌った「野の墓碑銘」「知るや君」、演奏会副題の「愛をこめて花束を」などのポピュラー、「ボクはウタ」などジュニアとの合同演奏もある。
「合唱を続けられる自分たちの幸せ感を出して、みんなが笑顔になれるような歌声を響かせたい」とジュニア団員ら。「合唱団は、生活の豊かな彩り」という団員の堀内洋子さんは「お客さんがちょっと温かい気持ちで帰ってもらえるようなステージを届けたい」と笑顔を見せた。
公演は全席自由で入場料は一般1000円、高校生以下500円。当日券も同額。長野市芸術館チケットセンターで購入できる。
(問)同団事務局(メール)kakemi39_1020@yahoo.co.jp
記事・写真 中村英美
2026年2月21日号フロント



