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古里小で「夜の学校美術館」開催

  • 2 時間前
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2月6、7日 一般公開 

福さん(左)と制作に取り組む児童たち
福さん(左)と制作に取り組む児童たち

暗い空間生かした児童の作品展示 プロジェクションマッピングも

 市立古里小学校(金箱)の児童が制作した作品を放課後の夜間、校内に展示する「夜の学校美術館『花鳥風月物語』」が2月6日(金)、7日(土)の2日間一般公開される(入場無料)。17時半から20時まで、中庭を含めて校内が「美術館」になる。参加する1年生から6年生は本番に向けて、明かりの落ちた暗い空間を利用した作品づくりに熱心に取り組んでいる。校舎の壁を使った映像作品も展示する。同校のほかにも須坂創成高校書道部の展示のほか、地元の下駒沢氏子保存会が獅子舞を披露する。


 当初、6年3組の総合的な学習として行われる予定だったが、校内で参加を呼び掛けたところ全学年を巻き込んでの開催になった。児童らは各クラスで話し合いを進め、10月ごろから本格的に準備を始めた。実行委員長を務める太田夢乃(ゆな)さん(12)は「各クラスに参加を呼び掛けるプロモーション動画などの資料を作り、プレゼンをしてきた。私たち制作者と見に来てくれる人たち両方が楽しめるイベントにしたい」と来場を呼び掛けている。


 同イベントは、2020年に始まった「ふるさとナイトプロジェクト」が前身。本年度から「夜の学校美術館」と名称を変え、作品のテーマを決めるなど内容をさらに充実させた。県内アーティストの福あゆ美さん、トモヤアーツさんと作品づくりをするコラボレーションも初めての試みになる。

 

 今回のテーマは「日本文化のうつくしさ」。昨年9月、6年生が修学旅行で東京の浅草寺を浴衣姿で散策した際、和の魅力に気付いたことがきっかけになった。6年3組は個人作品で「招き猫」や「灯籠」を作り、グループに分かれての制作では「春夏秋冬」と「クラスの絆」を組み合わせた作品を制作している。プロジェクションマッピングなど大規模な作品にもチャレンジし、1人で複数の作品に取り組む児童もいる。


 富岡亮太さん(12)は、「灯籠に好きなパンダを描きたい。実際にパンダを見たことがないので、いつか見たいという思いを込めた」。1月14日、同校を訪れた福さんに「何かを見て喜んでいるパンダにしたい」とアドバイスを求めたところ、福さんが自身の象のキャラクター「ぱおん」の下絵を描くと、「パンダの横に描いて仕上げたい」と喜んだ。福さんは「子どもたちと接することで私も発見することがあり、楽しい。子どもたちの作品に花を添えたい」と話した。


 担当の長崎至宏(よしひろ)教諭は「暗い夜に展示することで余計なものが目に入らず、作品が際立つ。光や音、影のほか、今回は児童のアイデアでアロマをたき、香りも一緒に楽しめる。工夫と夢が詰まった展示を見てほしい」と話す。防寒着、上履き持参。


 (問)古里小学校(長崎)☎︎296・4298


記事・写真 斉藤茂明


2026年1月24日号フロント

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