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全国少年柔道大会2年連続出場へ

  • 4月19日
  • 読了時間: 3分

長野市中央柔道教室

全国少年柔道大会長野県予選会の優勝旗やトロフィーを手にする、後列右から上原駿洸、岡部遼太郎、熊田陽太、羽田彩乃、前列右から原山碧光、伝田夏梨、吉田季平の各選手
全国少年柔道大会長野県予選会の優勝旗やトロフィーを手にする、後列右から上原駿洸、岡部遼太郎、熊田陽太、羽田彩乃、前列右から原山碧光、伝田夏梨、吉田季平の各選手
今年こそ決勝トーナメントへ チーム一丸となって

 小中学生が主体の柔道チーム「長野市中央柔道教室」が3月に県立武道館(佐久市)で開かれた小学生の大会「第45回全国少年柔道大会県予選会」で優勝し、5月に東京都内で開かれる全国大会への出場を決めた。全国大会へは2年連続の出場。昨年は予選リーグ2位となり決勝トーナメント出場はかなわなかった。今年は決勝進出を目標に練習に励んでいる。


 今年の県予選会は県内20チームが参加。中央教室は初戦から順調に勝ち上がり、決勝で誠心館道場(塩尻市)に3—1で勝利した。誠心館と決勝で当たるのは2年連続。誠心館は42、43回の県予選会で優勝している強豪チームだ。

 今月5日の練習日。中央教室は3人の仲間を迎え入れ、スタートを切った。準備運動から受け身の練習、乱取りなど約1時間半、汗を流した。


 今大会で主将を務める上原駿洸(しゅんご)君(柳原小6年)は、昨年の全国大会は次鋒で出場した。3チームで競った予選リーグで自身の成績は1敗1分け。今年の大会は「予選突破を目標として、練習をしてきた。チーム一丸となって戦っていきたい」とする。今年の全国大会出場メンバーについて、「5、6年生の強い人が集まり、勝てるチームになった」と力を込めた。


長野運動公園総合体育館の柔道場で練習する選手たち。大きな声が響いていた(いずれも5日)
長野運動公園総合体育館の柔道場で練習する選手たち。大きな声が響いていた(いずれも5日)

 昨年もチームを率いた監督の大杉裕樹さん(53)は、昨年の予選リーグについて「3チームみんな1勝1敗で並んで、内容で惜しくも2位だった」と振り返る。今年のチームについては「体は大きくないが、穴が少ないチーム」と総括。「特に5年生の3人は、昨年の県少年・少女柔道チャンピオン大会の4年男子で1〜3位を占めただけに、前半から計算できる」とする。6年生3人も補欠を含め昨年の大会を経験しており、「緊張しないで臨めば、今年は予選突破も考えられる」と期待を寄せた。


 全国少年柔道大会は5月5日(月)、東京都文京区の講道館で開く。全国48チームが参加。予選リーグを突破した16チームが決勝トーナメントに進出する。

 市中央柔道教室は6歳から中学生までが対象。現在約30人が在籍している。練習は毎週火曜日の18時からと土曜日の17時半から、吉田の長野運動公園の総合体育館柔道場で行っている。

記事・写真 吉村英樹



第45回全国少年柔道大会出場選手

監督  大杉 裕樹

コーチ 原山 幸次

         (学年) 学校

大将 上原 駿洸(6年)柳原小

副将 伝田 夏梨(6年)古里小

中堅 岡部遼太郎(6年)浅川小

次鋒 熊田 陽太(5年)吉田小

先鋒 吉田 季平(5年)柳原小

補欠 羽田 彩乃(6年)柳原小

補欠 原山 碧光(5年)芹田小


2025年4月19日号フロント

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