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年齢・経験問わず“レクリエーション”ダンス

  • 6月6日
  • 読了時間: 3分

90歳の今も「現役」の小林英子さんが立ち上げ

酒井さんの指導で、笑顔でステップを踏んで軽快に体を動かすメンバー
酒井さんの指導で、笑顔でステップを踏んで軽快に体を動かすメンバー
仲間づくり 楽しく人生豊かに

 サークル「さくら咲く会」10周年

 「歩いて歩いてツーステップ、歩いて歩いてツーステップ、それだけ。さんはい!」


 5月下旬の木曜日、稲里中央地区センター。全国フォークダンス連盟上級公認指導員酒井美代子さん(千曲市)の掛け声に合わせて、レクリエーションダンスサークル「さくら咲く会」のメンバー21人が、高田みづえさんの「硝子坂」などの曲に合わせて軽快に体を動かし、爽やかな汗を流した。


 年齢や経験を問わず誰もが楽しめるのがレクリエーションダンスの良さ。同会は、今も活動を続ける90歳の最年長メンバー小林英子さん(稲里町)が2016年、80歳の時に立ち上げた。70代後半に股関節の手術をした小林さんが、医師の勧めもあって始めたのがレクリエーションダンス(レクダン)。当時の活動場所は自宅から離れていたため、徐々に通うことが難しくなった。しかし、「レクダンにハマった」という小林さんは、自宅近くに新たに会場を見つけ、講師を依頼するとともに仲間を募って自主サークルを発足させた。


 レクリエーションダンスは、ポップスから演歌、クラシック、子どもたちに人気の曲までさまざまなジャンルの音楽に合わせて踊る。さまざまなダンスの動きを取り入れた自由度の高い振り付けが特徴の創作ダンス。指導者は、対象のレベルなどに応じて振り付けや構成を考えて指導するため、初心者でも楽しく踊ることができる。うまく踊ることよりも、仲間と笑いながら楽しい時間を過ごすことを一番の目的としている。


 今年10周年の同会には、60〜90代まで会場近隣の女性24人が参加。毎週木曜日10時から11時半まで、酒井さんの指導でその日に取り上げた4、5曲のレッスンを受ける。稲里町ふれあい祭りと更北地区文化芸術祭など地元の催しでステージ発表をするほか、施設訪問なども行う。


 レクダンのステージですてきに踊る人に憧れて入り4年目という松代の78歳のメンバーは「人生初のダンス。無理かなと思ってチャレンジすることを諦めなくてよかった。いろいろな音楽で踊れるのが心から楽しい」。活動5年目、川中島町の74歳のメンバーは「笑顔で力いっぱい踊れることがメチャメチャ楽しい」。在籍4年、4月から3代目の会長を務める篠ノ井の伊熊尚子さん(72)は「みんなと一緒に踊るのが楽しみ。教えてもらって踊れるようになったり、お客さんが喜んでくれたりするのに達成感を感じる」と喜ぶ。


 長野市周辺地域の教室や講座で教える酒井さんは「ダンスは楽しいということを一生懸命伝えている。同じ目標に向けて切磋琢磨(せっさたくま)できる仲間づくりをして人生を豊かなものにしていってもらえたら本望」と話していた。


 一緒に活動する仲間を募集中。見学や無料体験も受け付けている。


 (申)(問)伊熊☎︎090・1613・6956


記事・写真 中村英美



2026年6月6日号フロント

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