top of page

「長野銀座にぎわい市」 問御所町で今年も

  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

17年目 12月8日まで毎週火曜10時半〜13時 計31回

トイーゴ広場で始まった長野銀座にぎわい市(5月12日)
トイーゴ広場で始まった長野銀座にぎわい市(5月12日)
安くておいしい地元産の旬の味求めて

 「今年度の長野銀座にぎわい市、開市します!」。5月12日、市農業公社理事長の荻原健司市長が明るい掛け声とともに高らかに鳴らした鐘の音を合図に、恒例の農産物市「長野銀座にぎわい市」が問御所町のトイーゴ広場で始まった。


 開場と同時に、この日を待ちわびた大勢の地域住民や観光客らが各店の前に列を作って、目当ての品を次々に買い求めた。今年は12月8日までの毎週火曜日10時半から13時まで、同広場を会場に計31回の開催を予定する。


 にぎわい市は長野銀座商店街振興組合と「ながのいのち」推進協議会が、市の中心市街地と中山間地農業の活性化を目的に2010年から始めた取り組みで、今年は17年目。市内の中山間地を中心とした農業者と、主に長野市産の農産物を使った加工業者ら72団体でつくる「ながのいのち」推進協議会から23団体が、通年、または季節ごとに入れ替わって参加。毎回18団体ほどが出店している。


 初回は17団体が出店した。農産物の店頭には、旬を迎えた新玉ネギやキャベツ、カキ菜、二十日大根などをはじめ、山ブキやワラビ、セリ、ノビルなどの山菜、西山地区の孟宗(もうそう)竹のタケノコ、シャクヤクやジャーマンアイリスなどの生花もズラリ。手作りおやきや弁当、信更産ワイン、菊芋の絞り汁、蜂蜜などの加工品、メダカを売るブースも並んだ。


 職場が近く、16年にわたってほぼ毎回利用してきたという加藤征子さん(81)=柳町=は「シーズンを通して地元産の安くておいしい新鮮な野菜や果物を買えるのが楽しみ」といい、顔なじみの生産者に「今年もよろしくね」と笑顔であいさつしていた。


 一方、10年にわたって自家産の野菜を販売する善財三枝子さん(78)=豊野=は「常連さんが増えて、おいしかったと伝えてくれるのが張り合いで、生きがい。元気で頑張りたい」。推進協議会会長で、柴田工業ヤーコン部の店名で出店する柴田千恵子さん(60)=信更町=は、近所の高齢の農家5軒の野菜も預かって販売している。「17年目とあって、顔なじみのお客さんも増えて定着してきたのを実感する」と喜び、「長野といえばにぎわい市—と全国に知られるくらいの市にしていくのが夢」と期待していた。


 にぎわい市事務局によると、昨年2025年の期間中の出店者数は延べ488店舗で、来場者数は計約16000人。2023年に始まった「にぎわい市・旬菜市倶楽部(くらぶ)」の会員数は昨年度末現在428人。


記事・写真 中村英美



2026年5月23日号フロント

 © weekly-nagano  All rights reserved.

bottom of page