21 貨幣錯覚 「25%お得」を「20%割引」とも最近、話題の「Go To イート」。地域の飲食店で使えるプレミアム付き食事券について、農水省のサイトには「販売額の25%を国が負担します。 例 1万2500円の食事券を1万円でご購入頂けます」とあります。「25%お得」とPRする関連サイトもありました。...
19 現在志向バイアス 目の前の事柄を過大評価健康長寿は昔から、人々の大きな関心事でした。 現代でも健康を願う人たちは、肥満や喫煙、生活習慣病の話題に関心を寄せます。健康を大切にする人にとって、人間の不合理な側面を解き明かしてくれる行動経済学は役立ちます。なぜなら健康を損なう大きな原因は、不合理な行動にあるからです。...
18 アンダーマイニング効果 報酬で逆にやる気なくすロックシンガーの矢沢永吉さんは1980年前後、長者番付の歌手部門1位に輝きました。 貧困を経験した幼少時代の影響から、お金を手にすることを一番に考えていたと思われていました。しかし、当時、矢沢さんはインタビューで、金もうけはアーティストとして意に沿わない仕事を避ける基盤をつ...
20 ハロー効果 表面の特徴に引っ張られて…テレビCMで好感度の高いタレントを起用するのはなぜかというと、商品の好感度を上げるためです。 人は、商品の良しあしを確認する前に、タレントが薦めているからという表面的な理由で商品を高く評価してしまいがちです。このように表面の顕著な特徴に引っ張られて全体の評価をゆがめてしまう...