漬けだれキノコ
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漬けだれキノコ

2020年9月19日掲載


現在は、年中手軽に入手できる栽培キノコがあり、キノコは秋が旬というイメージは薄れつつあります。それでも天然キノコが収穫できるシーズンには、さまざまなキノコメニューが食卓に登場する家庭もあるのでは。


材料(作りやすい分量)

エノキタケ1袋とシメジ・生シイタケ…合わせて300g

酒………………………………………… 大さじ2


漬けだれ

(砂糖小さじ1、しょうゆ大さじ1、テンメンジャン・レモン汁各大さじ1/2、塩少々、赤唐辛子小口切り1本分、おろししょうが1片分、ごま油小さじ1、白いりごま大さじ1)


青ネギ…………適量

作り方

❶エノキタケとシメジは石突きを落とし食べやすくほぐす。シイタケは石突きを落とし食べやすく切る

❷①を耐熱性皿に入れ、酒をふりかけラップをして600Wで3分間加熱し、そのまま冷ます

❸ボウルに漬けだれの材料を入れ、たれを作る

❹③に②を汁ごと入れて漬け込み、冷蔵庫で1、2時間味をなじませる

❺器に盛り、好みで青ネギの小口切りを散らす


 

家庭の食材として、冷蔵庫に何か一つはあるほど身近な存在になっている栽培キノコ類。主なものにシメジ、エノキタケ、エリンギ、ナメコ、シイタケ、マイタケなどがあります。それぞれ食感、味、香りなどに違いがあるので、単品で味わうだけでなく、いくつかを合わせて味の相乗効果を楽しむこともできます。

キノコは低カロリーで、食物繊維やビタミンB群・Dやミネラルが含まれるほか、βグルカンなどの機能性も注目されています。


鮮度が落ちやすいので、冷蔵庫の野菜室での保存は2、3日程度。たくさんあるときは食べやすい大きさに切って密閉容器に入れて冷凍すれば、3週間は保存できます。冷凍すると、水分が抜けてうま味がアップし、味がしみやすくなるので減塩効果や調理の時短にもなります。冷凍のまま使え、食感も生とほとんど変わらないのでお試しを。


わが家では、キノコ栽培をしている友人からたくさん頂くため、日々の料理で使わない日はないほどです。冷凍保存はもちろん、数種類をまぜ合わせてしぐれ煮や塩キノコなどの常備菜にします。2、3年前、いつもの味に変化を持たせたいと工夫してみたのが「漬けだれキノコ」です。家族にも好評で、もう一品欲しいときやお酒のつまみに、冷ややっこにのせたり、温野菜にかけたりと活躍しています。冷蔵で4、5日保存できます。

                         (週刊長野 暮らし わが家の味より)


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