26日 声楽家集団「土の会」

声楽家集団「土の会」は2月26日(日)14時から、第15回オペラ公演「イル・トロヴァトーレ」を、若里のホクト文化ホール(県立文化会館)で開きます。
同会は県内在住の45人ほどのメンバーで活動。これまで2〜3年に1度のペースで公演をしてきましたが、コロナ禍の影響で今回は5年ぶりの公演となります。
イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディ(1813〜1901年)の作。母を火あぶりにされた女アズチェーナの敵討ちの物語と、2人の男が実は生き別れた兄弟だと知らずに1人の女官レオノーラを愛して取り合う、二つのストーリーがつながっていきます。
同公演のオペラ実行委員長の福田百合子さん(62)=吉田=は「これまでの公演は喜劇が中心でしたが、今回は難易度の高い悲劇に挑戦。総勢100人近くの力を結集した壮大なオペラです」。吟遊詩人マンリーコ役の清住真達(まさみち)さん=松本市=は「『オール長野県』の地元のメンバーだけでつくるオペラ。長野の力を感じてほしい」と話しています。
中ホールで全席指定。S席4000円、FS席3500円、A席3000円、B席2000円。
(申)(問)福田☎︎243・3525
2023年2月18日号掲載