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130年前のひな人形展示

田中本家博物館で開催中

 田中本家博物館(須坂市)は4月3日(月)まで、「田鶴さんのひな祭り」展を同館内の客殿座敷と明治の母屋コーナーで開いています=写真

 田中本家には専用の「雛土蔵」があり、代々ひな人形を大切に保存してきました。その中から今回は、7代目の長女で、1894(明治27)年生まれの田中田鶴さんの初節句にそろえたひな飾りを展示します。

 7段飾りのひな壇2組にひな人形60点、内裏びな5組、道具や市松人形合わせて約150点に及ぶ豪華なお飾りです。同館は「所有する中でも特に立派な7段飾りに、精巧な細工の道具類、独特な芝居人形なども見どころです」と話しています。

 併せて田鶴さんの幼少期から大人にかけての着物や小物、1915(大正4)年の婚礼衣装の一部も展示します。

 平日11時から15時半、土日祝日10時から16時。祝日除く(火)と3月22日(水)休館。入館料は一般900円、高校生350円、中学生以下無料。

 (問)☎︎248・8008


2023年2月25日号掲載

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