長野市立博物館で「地獄」展

死後の世界をどう捉えてきたのか、地獄図など基に探る

戸隠宝光社地蔵堂の十王の像などが並ぶ会場

 長野市立博物館(小島田町)は、夏季企画展「地獄〜あの世のイメージ」を8月28日(日)まで開催しています。市内の寺などに伝わる地獄図などを基に、人々が捉えてきた死後の世界を知る展示です。

 会場には、西光寺(北石堂町)の「地獄曼荼羅図」、芋井の平公民館に伝わる「地獄図」など地獄の様子を表した絵図や、戸隠宝光社の地蔵堂に安置されている十王像を展示。閻魔大王を含む冥界の十王が7日ごとに死者を裁き、生前の罪によって地獄でさまざまな責め苦を受けるとされた地獄観や、絵解きや縁日行事などでそうした教えが広められてきた事実を伝えています。

 また、善光寺を題材にした落語「お血脈(けちみゃく)」に登場する「血脈」について、江戸時代の大勧進貫主・等順が授与を始めたことを伝える資料などを紹介。ほかに、土葬に使われた棺おけや、棺おけを担ぐ野辺送りに使われていたこしも展示しています。

 入館料は一般300円、高校生150円、小中学生100円(土曜日は小中学生無料)。休館日は15日を除く月曜日と17日(水)。

 同館のプラネタリウムは、夏休みに合わせて19日(金)まで平日も投影しています。

 (問)同館☎︎284・9011


2022年8月6日号掲載

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