「長野市の子育て」テーマに移住者交流会
- 2月28日
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「伸び伸び育てたい」 「友達つくりたい」

ゲストの2人 不安や悩みにアドバイス
10組17人 暮らしなどの情報交換
長野市はこのほど、市に移住した子育て世代が交流するイベント「パパ・ママ必見!魅力ハッケン!長野市移住者交流会2026」を上千歳町のイベントスペース「ラボラトリオツルーガ」で開いた。同じ境遇の移住者同士が交流を深めることで互いの不安や悩みを解消できれば—と、毎年2回、その都度テーマを設けて開催。今回は「長野市の子育て」がテーマ。移住して1カ月の家族から3年目の人まで10組17人が参加して、移住の理由やきっかけ、長野市での暮らしなどについて情報を交換した。
この日は、SNSで「週末弾丸で旅するママ」のキャッチフレーズで活動し、全国的に注目される「旅系インフルエンサー」玉井里香さんと、市を拠点にフリーアナウンサーとして活動しながら4児の子育てにも奮闘する唐木さやかさんの2人がゲストとして登壇。長野市での暮らしを通しての経験や、その中で見つけた市の魅力を伝えながら、移住間もない子育て中の参加者らの不安や悩みに答えた。
交流会は参加者一人一人の自己紹介からスタート。大阪や東京、神奈川などから移住した人たちは、長野市を選んだ理由に「新幹線が通り、首都圏からのアクセスが良く、ある程度の都市で、豊かな自然がすぐ近くにあるところ」を大半があげていた。
半年前に東京から家族で夫の実家のある長野に越してきたという女性は、東京ではどこに出かけても駐車場が悩みだったが、長野は比較的どこでも車を止められると、暮らし始めてからの好印象を伝えた。
結婚を機に千葉から夫の出身地長野に移住、小学生の子育て中の玉井さんは、「楽しもうと思って行動すればするほど世界も広がるし、楽しさも倍増する」とアドバイス。唐木さんは、住み始めて20年近くという経験から「長野の暮らしやすさと子育てのしやすさを感じている。長く暮らしてほしい」と参加者らにエールを送った。
1カ月前に子ども2人と東京から越してきた若林正晃さん(32)と百華さん(31)は、夫婦で3年間熟考の末の決断だった。「受験戦争からも解放され、子どもを伸び伸びと育てたい」と期待。横浜から妻と10カ月の子どもと家族3人で移住して3カ月の蔵藤勲さん(36)は、「移住の目的がはっきりしている人の話が楽しかった。自分から積極的に動いて友達をつくりたい」と話した。
市の移住推進課は「コロナ禍以降、移住の機運は高まっている」と見ている。2024年度の移住相談件数は525件、移住支援金などを利用して実際に長野市に移住した人は178世帯346人。25年度4月から10月までは、相談件数は297件で、移住した人は58世帯125人。
記事・写真 中村英美
2026年2月28日号フロント



