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若者の新たな交流拠点に

もんぜんぷら座に「ふらっと♭」開設

除幕した黒板アートの前で記念撮影に収まる若者たち

 若者が自由に集まり、活動拠点にできる場所「ながの若者スクエアふらっと♭」が、新田町の複合施設「もんぜんぷら座」3階に整備され、10月21日、オープニングセレモニーがありました。名称発表を兼ねた黒板アートの除幕式と、開設に携わってきた若者と荻原健司市長とのトークセッションなどで新たな拠点の完成を祝いました。

 整備されたのは、もともとは会議室として使用されていた70平方メートルほど。壁2面を取り払って誰でも入りやすいレイアウトにし、一角には利用者がリラックスできる畳敷きのスペースを設けました。

 市の呼び掛けで今年6月にスタートした活動には市内の高校生や大学生、20代の社会人ら45人が参加。設置場所の選定から、内装や使い方の検討、実際の改修作業まで20回にわたるワークショップを重ねてつくり上げました。

 オープニングセレモニーで荻原市長は「若い人たちが集まって、新しい発想やアイデアで未来の長野市を創る拠点になってほしい」とあいさつ。市長とのトークセッションで長野保健医療大1年の青木萌恵さんは「学校の枠を超えていろいろな人と関われる場所になればいい」。信大教育学部4年の山口泰聖さんは「多くの人たちと自由に話せたり、好きなことを一緒に活動したりする場所になれば」と今後への期待を話しました。

 利用時間は、月、水、金曜日が10時から21時(祝日の場合は19時まで)。そのほかの曜日は10時から19時(もんぜんぷら座の休館日を除く)。

 (問)ながの若者スクエア運営事務局☎︎223・0051


2023年10月28日号掲載

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