「若穂のみんわ 第三集」若穂民話の会が刊行

昔話や伝説など21話

 「若穂民話の会」(会員10人・綿内剛美会長)はこのほど、「若穂のみんわ 第三集」を刊行しました。若穂地区に伝わる昔話や伝説など21話を収録。分かりやすい表現で、一話ごとに解説、写真、挿絵などが入っています。

 芦池の竜が信濃町の野尻湖の竜と戦って敗れた話。孝行息子の悲恋。小さな動物たちと話ができるキノコ採りのおじいさんのこと。清水寺(せいすいじ)のいわれや、地域で祭られている観音様やお地蔵様、びんずる尊者の由来など—。今集は「最も民話らしい民話」をテーマに、人々の暮らしに結び付いた民話を集めました。民話に添って、会員で折り紙愛好家の大村悦代さんの折り紙作品を載せました。

 同会は若穂地区の住民らで、郷土の民話を次世代に語り継ぎ、地域の魅力を発信していこうと2018年に発足。市の「ながのまちづくり活動支援事業補助金」を受けて民話集作りに取り組み、19年に「第一集」を発刊。「第四集」までをめどに編集を続けています。

 民話集を基に紙芝居作り、朗読のほか、公民館と協働で「民話の郷めぐり」なども行っています。会員の吉沢香代子さん(62)は「民話を読んで、実際に若穂に足を運んでほしい。早くコロナ禍が収まって新作紙芝居を上演したい」と話しています。

 A4判、54ページ。1000円。

 (問)小山☎︎080・5142・0544(9時〜12時) 穂谷☎︎090・9667・5110(16時〜)


(2022年2月19日掲載)