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県立美術館で「庵野秀明展」

「創作の歩み」たどる資料2000点

長野会場で初展示の「シン・仮面ライダー」の撮影で使用したマスク(ケース内右端)も並ぶ

 「エヴァンゲリオン」シリーズや「シン・ゴジラ」などの作品で知られるクリエーター庵野秀明さんの創作の歩みを約2000点の資料でたどる展覧会「庵野秀明展」が箱清水の県立美術館で開かれています。

 展覧会は「庵野秀明をつくったもの」「庵野秀明がつくったもの」「そして、これからつくるもの」をコンセプトに構成。「庵野秀明をつくったもの」では、庵野さんが子ども時代に熱中した「ウルトラマン」や「仮面ライダー」、「宇宙戦艦ヤマト」などの漫画やアニメ、特撮作品にまつわる原画、セル画、ミニチュア、マスク、スーツなどが並びます。

 続く「庵野秀明がつくったもの」では、学生時代の特撮やアニメの自主制作フィルムから、一世を風靡(ふうび)した「新世紀エヴァンゲリオン」、さらに「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に至るまで、庵野さんの約半世紀にわたる創作活動の軌跡を膨大な資料で紹介。アニメーターとして頭角を現した頃、宮崎駿監督に起用されて参加したアニメ映画「風の谷のナウシカ」(1984年)で、「巨神兵」が登場するクライマックスシーンを担当し描いた原画用下描きの展示も。

 近年の「シン・ゴジラ」や「シン・ウルトラマン」、「シン・仮面ライダー」関連の展示もあります。

 同展は2021年に東京で始まった巡回展で、長野は7会場目。庵野さんと創作活動を共にし、同展企画協力のグラウンドワークス社長の神村靖宏さん(61)は、「展示物の多くは直筆の原画。筆圧だったり、熱量だったり、作り手の思いの強さが詰まっている。印刷物や最終の映像からは伝わってこないそれらを目の当たりにしてほしい」と話していました。

 2月18日(日)まで。休館日は水曜と年末年始(12月27日から1月3日)。開館時間は9時から17時。観覧料は一般1700円、大学・高校生1400円、中学生以下無料。

 (問)同館☎︎050・5542・8600


2023年12月9日号掲載

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