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町の伝説描いた漫画 飯綱町

一冊にまとめて刊行

完成した冊子を手にする小林さん(左)と小山さん

 飯綱町はこのほど、「まんが飯綱今昔物語 伝説編」を刊行しました。親しみやすい漫画で描いた同町の言い伝えや民俗文化を、一冊にまとめました。

 漫画は、町広報紙に2005年から14年間にわたって連載。このうち史実に基づく118話を20年に単行本化したのに続き、今回は伝説や脚色した逸話など57話を本にしました。

 収録したのは、日が暮れて歩けなくなった村人に地蔵が道案内をしたとの言い伝えや、本田善光が善光寺に至る前に善光寺仏を安置した場所が健翁寺(芋川)になったとの話、普光寺の商人が出家して善光寺のぬれ仏を建立した話など。大蛇や妖怪が登場する話から、農村の伝統的な食文化を伝える逸話まで多彩な内容です。

 いいづな歴史ふれあい館学芸員の小山丈夫さん(53)が原作を、いいづなアップルミュージアム館長で漫画家の小林浩道さん(60)が作画を担当。小山さんは旧村史などの文献の記述を基に、古老に聞き取りをするなどして台本を作成。現代では見られなくなったものや廃れた文化を意識的に取り上げたといい、「この町にこうした豊かなストーリーがあることを知ってほしい」と話します。

 小林さんは、版画風や水墨画風など、回によって異なるタッチを使い分けて作画。「楽しんで描いた。子どもたちにも楽しく見てほしい」と話しています。

 A4判・158ページ。一般販売分は長野地域の書店で販売。1650円。歴史ふれあい館、アップルミュージアム、いいづなコネクトEAST、同WESTでは1500円で販売しています。

 (問)町企画課☎︎253・2511


2022年12月3日号掲載

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