東和田の丸山幹雄さんと仲間

文芸誌「草原」発刊

創刊号を手にする丸山幹雄さん

 東和田でカフェ「直立猿人」を営む丸山幹雄さん(69)と仲間が、文芸作品の同人誌「草原」を発刊しました。

 幹雄さんが近くに住み地区では読書好きで知られる丸山正一さん(75)と、元新聞記者の原広美さん(59)に声を掛けて、準備委員会を設立。正一さんを代表に、昨年8月から発刊に向けて準備を進めてきました。

 幹雄さんは「本も雑誌もデジタル化が進み、配信動画を楽しむ人も増えたが、紙に印刷された活字にこだわる人もいる。そういう人のためにも紙の本は必要」とし、同誌を「家庭や会社、世間などに縛られない自由な表現の場にしたい」と話します。

 「草原」には、大草原で移動しながら暮らす遊牧民の姿を執筆者らに、同誌を大草原に見立てて、さまざまな人が多彩な作品を持ち寄り、新たな「草原」を目指してほしいとの願いを込めています。

 創刊号には県内外に住む8人が寄稿。今後連載していく予定の創作小説や台風19号災害や神社再建などを詠んだ俳句、「生坂村の信仰と伝説」や「木曽路雑記」の随想など9作品が掲載されています。

 題字は正一さんが書き、表紙や各作品に、美大出身の幹雄さんがイラストを添えました。

 A5判44ページ、800円。「直立猿人」と善光洞山崎書店(緑町)で取り扱っています。今後は年2回発刊の計画。次号は9月の予定で、執筆者も募集しています。

 (問)事務局☎︎090・1868・2948


2022年3月5日号掲載