旧河東線の開業100年記念、歴史振り返る企画展

須坂市立博物館


 須坂市立博物館(臥竜公園内)は5月29日(日)まで、企画展「鉄道ノスタルジー〜時代と共に進む電車」を開催しています。長野電鉄旧河東線(屋代線)の開業100年を記念し、同線の歴史を振り返る展示です。

 旧河東線の須坂—屋代間は、長野線の権堂—須坂間より4年早い1922(大正11)年に開業しました。展示では、当時の須坂の製糸業者にとって、生糸を東京・横浜まで輸送する鉄道開業が悲願だったことを紹介。昭和の初めに観光旅行が盛んになると、ガイドとして鳥瞰図が発行されるようになったとして、鳥瞰図画家の吉田初三郎が描いた4点を展示しています。

 ほかに、旧屋代線の13駅について、昭和40年代と廃止(2012年)直前に撮った駅舎の写真を並べて展示。長電で使われていた硬券きっぷや改札ばさみ、駅名標、車掌かばんやタブレットなども並べています=写真。

 記念乗車券・入場券のコーナーでは、長電の昭和30年代以降の約40種類を展示。本郷駅改築(1969年)、長野線地下化開通(81年)、新村山橋開通(2009年)などの出来事を、記念乗車券を通じて振り返ることができます。

 同館は「展示を見て過去を懐かしむとともに、記憶を子どもらに語り継いでほしい」と話しています。

 月曜休館(5月2日は開館)。入館料は一般100円、高校生以下無料。

 (問)同館☎︎245・0407


2022年4月9日掲載