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新しい地図記号「自然災害伝承碑」

飯綱町の2基が登録

用水災害復興記念碑

 国土地理院は、2019年に制定した新しい地図記号「自然災害伝承碑」がある場所として飯綱町の2カ所を登録し、ウェブ版の地理院地図で公開を始めました。長野市・上水内郡では初めてです。

 「自然災害伝承碑」は、地震、洪水、土砂災害といった自然災害の記念碑や慰霊碑など。東日本大震災を契機に、災害の記憶を伝承し、防災に生かすことを狙いに制定されました。国土地理院による調査検討を基に、ウェブ版の地理院地図や紙版の地形図への表示を順次進めています。現在、飯綱町の2基を含め全国509市区町村の1736基が掲載されています。

善光寺地震横死人供養塔

 飯綱町の2基のうち「用水災害復興記念碑」は、いいづなアップルミュージアム(倉井)の裏手に三水地区の用水組合が建てた碑。1995(平成7)年7月の豪雨で鳥居川にある芋川、倉井、普光寺の各用水の取水口などが流された事実と、その後の復旧の経過を伝えています。

 もう1基は、長谷寺(ちょうこくじ=黒川)の山門近くに立つ「善光寺地震横死人供養塔(長谷寺名号塔)」。1847年の善光寺地震による死者を供養するために建てられ、表面に「南無阿弥陀仏」の名号が彫られています。

 同町総務課危機管理室は「地域の防災学習に活用してほしい」と町民に呼び掛けています。

 (問)同室☎︎253・2511


2023年1月14日号掲載

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