支障木を活用し「和精油」に

地域おこし隊員木原さんが商品化

岡学園の生徒がロゴデザイン

 鬼無里地区地域おこし協力隊員の木原貴之さん(47)はこのほど、岡学園トータルデザインアカデミー(岡田町)を訪れ、自身が製造販売する商品「和精油」のロゴデザインを考案した生徒に完成した商品を記念品として手渡しました。

 木原さんは東京都出身。2020年1月から「まきを活用した地域循環の仕組みづくり支援」などをミッションとして同地区に赴任し、林業に従事しています。道路などで支障になる木や倒壊しそうな危険木を伐採する仕事をする中、産業廃棄物として捨てられるだけの枝葉の有効利用を考え、エッセンシャルオイルの製造を計画。昨年6月ごろから研究を重ね、これまでにスギやカラマツ、モミなど6種類の商品ができました。

 これらの商品化にあたり、デザインを通じた地域振興に関わることなどで市と連携協定を結ぶ同学園にロゴデザインの協力を依頼。これを受け、昨年末までに25人の生徒が32点のロゴデザインを提案。

 木原さんが中心となってエッセンシャルオイルのラベルロゴにグラフィックデザインコース1年原田侑奈さん(19)の作品を、立ち上げた会社のカンパニーロゴに長野プロデュース科1年梶川柚希さん(19)の作品を選びました。

 「支障木も危険木も大体は人が植えたもの。ごみではなく無駄のない資源として使えたらいい」と木原さん。「採用したロゴデザインが関心を持ってもらうきっかけにつながれば」と期待していました。

 商品は木原さんのECサイト(treefieldwork.stores.jp)で販売しています。


2022年3月19日号掲載