川中島町の洋画家 浦野吉人さん作品展

信州新町美術館で

展示作品と浦野さん

 「浦野吉人展 ユーモアの中の喜怒哀楽」が、信州新町美術館で開かれています。川中島町の洋画家・浦野吉人さん(85)の油彩画と水彩画を展示しています。

 浦野さんは飯山市生まれ。信大教育学部を出て松代高校や篠ノ井高校などで美術教師を務めながら絵画を制作。30代で洋画団体「春陽会」の会員になり、同会理事や県短大教授なども務めてきました。

 展覧会は地元ゆかりの作家を紹介する同館の企画で、20代の作品から近作まで65点を展示。浦野さんにとって過去最大規模の作品展です。

 浦野さんの絵画は写実的な作風ではなく、仮面や操り人形、建物などを象徴的に造形して描いています。「毎日の生活の中にある感情を、作品のイメージの土台にしている」と浦野さん。グレーを基調に、あえて平面的に表現しながら、物語性がある独自の世界をつくっています。

 浦野さんは「見る人それぞれに想像を働かせて鑑賞してほしい」と話しています。

 11月6日(日)まで。祝休日を除く月曜と祝休日の翌日は休館。入館料は一般500円、高校生300円、小中学生200円(小中学生は土曜日無料)。

 (問)同館☎︎262・3500


2022年9月3日号掲載