演劇実験室カフェシアター

地元のアマチュア劇団「演劇実験室カフェシアター」は5月13日(土)18時半と14日(日)14時半の2回、「地球空洞説」(寺山修司作)を、若里のホクト文化ホール(県民文化会館)小ホールで上演します。
ある男が銭湯から帰ると、アパートの自分の部屋がなくなっていた。いわゆる人間蒸発でなく余った人間が「勃発」したのだ—。
「カフェシアター」代表の中沢清さんは、寺山が主宰した「演劇実験室 天井桟敷」の元劇団員。地球空洞説は「天井桟敷」が50年前に東京都杉並区高円寺の小さな公園で上演した市街劇作品です。今回は小ホールを小さな公園に見立て、当時出演した中沢さんが時を超えて同じ役柄を演じます。
県内外の二十数人が出演。また同時進行で、画家の野原未知さんが劇の世界観を描く絵画制作も。「演劇と美術の融合を楽しんで」と中沢さん。
チケットは前売り2000円、当日2300円。
寺山修司没後40年記念認定事業。
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2023年4月22日号掲載