女子剣道 都道府県代表の団体戦 

県代表7人のうち6人 長野市出身または在住者

6月23日に市内で行った強化練習に参加した5人。左から古畑さん、宮内さん、安川さん、須坂さん、小坂美子さん
母娘で出場 小坂美子さん・美穂さん

「力のある選手集まった」と監督 「必ず初戦突破 一つでも上へ」

 女子剣道の都道府県代表が団体戦を行う「全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会」が7月10日(日)、日本武道館(東京)で開かれる。今大会は全日本剣道連盟の設立70周年を記念し、通常5人の団体戦を7人で行う。長野県代表は7人のうち6人が長野市出身または在住者。母と娘で出場する選手もいる。

 先鋒(高校生)は県高校総体個人で優勝した佐久長聖高3年の中村六花さん(柳町中出身)。残る選手は、4月に行われた年齢別の県予選を勝ち抜いた6人だ。

 次鋒(大学生)は大東文化大4年の小坂美穂さん(21)=上松出身・埼玉県在住。3人目の五将(18歳以上)、古畑匡希(まさき)さん(27)=川中島町=は長野市消防局安茂里分署に勤める消防士。同大会への出場は2回目で、「少しでも上へ行けるように頑張りたい」と話す。

 中堅(30歳以上)の宮内彩香さん(30)=塩尻市=はただ一人長野市にゆかりがないが、市内で平日夜に行う練習に「レベルが高いから」と仕事の後に駆けつける。「思い切り自分の剣道ができたらいい」。

 三将(同)の安川紗香(さこ)さん(30)=稲里町=は厚生連篠ノ井総合病院の整形外科医師。「後で振り返って恥ずかしくない試合をして、チームの役に立ちたい」と意気込む。

 副将(40歳以上)は県選手権優勝9回の須坂喜江さん(46)=篠ノ井。前身の大会を含め20回以上の出場経験がある。「全国の舞台で簡単に勝てる試合はない。若手が安心して力を発揮できるように、後ろにいる自分がしっかりした剣道をしたい」と言う。

 大将(50歳以上)の小坂美子さん(58)=上松=は、次鋒の美穂さんの母。大きな大会は初めてで、剣道仲間から美穂さんを通じて誘われ、予選を勝って親子出場を実現した。「応援してくれる人のために一生懸命頑張りたい」。

 コロナ対策で、例年は週に何日か集まって行うという強化練習は週1回。稽古も試合もマスクを着け、面の内側にマウスガードも装着して行うため、心肺の強さが求められ、ハードだ。

 監督の南都美香子さん(51)は「力のある選手が集まり、仲が良くてチームの雰囲気もいい。攻めの剣道で初戦を必ず突破し、一つでも上へ勝ち上がりたい」と話している。

記事・写真 竹内大介


2022年7月2日号フロント