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大北地域の文化知る

ギャラリー82で特別展 7日から

展示する絵画「山湖(木崎)」(不破章)=大町山岳博物館蔵

 八十二文化財団は2月7日(火)から、特別展「大北に生きる〜塩の道・千国街道とともに」を、中御所岡田のギャラリー82で開催します。資料の展示やギャラリートークなどのイベントを通じて、大町・北安曇地域の自然、歴史、文化を学ぶ催しです。

 大北地域は、松本と糸魚川を結び「塩の道」と呼ばれた千国街道を中心に文化を育んできました。会場には、同地域の山岳写真や風景画、古文書のほか、荷物を運んだ「ぼっか」が身に着けたしょいこ、わらじといった民俗資料を展示します。

 入場無料。26日(日)まで。会期中無休。

 ギャラリートーク「北の安曇野をめぐる塩の道」は8日(水)12時半からと15時15分から各30分間。解説は写真家で塩の道ガイドの田中省三さん。

 大町山岳博物館副館長の清水隆寿さんらによるパネルディスカッション「千国街道の魅力再発見」と、清水さんのギャラリートーク「千国街道を彩る山岳画家たち」は12日(日)10時半から12時。ギャラリートークは14時からも同じ内容で開催。

 人形と語りによる「北安曇に伝わる民話」は18日(土)11時と14時から各30分間。大町市の民話グループが「牛方三十郎と山姥」と「佐々成政雪中立山越え」を上演します。

 イベントはいずれも無料、定員30人で、参加申し込みが必要です。

 (申)(問)同財団☎︎224・0511


2023年2月4日号掲載

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