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夏祭り「ナガノ・カルチャー・フェスタ」

セントラルスクゥエアで8月31日・9月1日

チーム「THE LOCAL」のメンバー。関谷さん(左から5人目) と栗岡さん(同6人目)(C)2024Tetsuya Takekawa
コンセプトは「人と文化を繋ぐ」

新しい価値観生まれる場所に

 「人と文化を繋ぐ」をコンセプトに、飲食店のほか、ライブペイント、植物、アート、クラフト作品の販売、サウナや座禅体験、DJ音楽、ステージなどさまざまな催しを行う夏祭りイベント「NAGANO CULTURE FESTA(ナガノ・カルチャー・フェスタ)」が8月31日(土)10時から20時と、9月1日(日)10時から18時、長野市中心部のセントラルスクゥエアで開かれる。

 主催するのは「THE LOCAL(ザ・ローカル)」。コンサルティング会社を経営する関谷優さん(40)と、観葉植物や現代アートの販売会社を経営する栗岡慧伍さん(34)が、個人事業の傍ら、「長野をもっと面白くするチーム」をつくろうと意気投合し、今年4月に結成。同じ思いを持つ仲間を増やし、カメラマンやweb・IT関係者、デザイナーなど20〜40代の年齢も職種も違う9人がメンバーに加わった。得意分野も価値観も違う人たちが集まることによってさまざまなアイデアを生み出そうと活動する。

 初企画となる「NAGANO CULTURE FESTA」について、関谷さんは、「ただ飲食だけではなく、ライブペイント、サウナや座禅体験、メダカすくいなどさまざまなジャンルのカルチャーを集めた。それらをたくさんの人が気軽に体験する。そこから誰かにとっての新しい価値観が生まれる—。そんな場所をつくっていきたい」と意気込んでいる。フリースタイルスキー・モーグル元選手の上村愛子さんとスキーノルディック複合元選手の荻原次晴さんの対談も企画し、PRする。

 さらに、会場を彩る「提灯100個」を企画。クラウドファンディング(CF)で資金を集め、提灯製作費や設備費、人件費などに充てる。

 「このカルチャーフェスタを成功させたい、しっかりとかたちに残したいという思いで一つずつ進めている。今たくさんの人が一緒に動いてくれ、それが原動力になっている」と栗岡さん。

 今後は、現在月1回ペースで開催されている異業種交流会を起点に、ハロウィーンやクリスマスなど季節に合わせたイベントの企画も考えている。

 関谷さんは、「全く別ジャンルの僕たち2人が出会ったように人と人とを繋ぐをテーマにいろいろな職種を越えて出会い、仕事が生まれるプラットフォーム的な存在でありたい」。今回のイベントをステップに、地元長野で新しい価値観の創造を目指していく。

 クーポン冊子の販売も。詳細はインスタグラムで。

 記事・児玉望


2024年8月10日号フロント


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