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城山小150周年事業の北門整備

屋根など設置 寄付受付中

新しい柱と屋根が設置された城山小学校北門

 本年度創立150周年を迎える城山小学校で、長年使用されていなかった北門の周辺整備が、10月半ばの完成を目指し工事が進められています。9月25日には、門の柱と屋根が設置され、児童たちが見学しました。

 クレーンでつるされた屋根が柱の上に乗せられると拍手が上がり、同校4年生の小川善太郎君は「木を使うのはとてもいいアイデアだと思います。貴重な瞬間を見られて幸せです」と話していました。

 同校北門は入り口の地面が傾斜になっており、冬期に凍結すると危険であるなどの理由で、長らく閉鎖されていました。現在、大半の児童は車の出入りと共用である北門東側から登校していますが、歩道と分離して安全に登校できるようにと、記念事業で整備することに。児童の意見も参考に、善光寺の景観に合わせて木造で和風のデザインにしました。

 北門の整備は、同校のPTA役員経験者でつくる「城山小学校150周年記念事業実行委員会」が行うメイン事業。整備費用などに充てるため1500万円を目標に寄付を募ってきましたが、まだ目標額に達していません。実行委員長の仁科里佳子さん(54)は「子どもたちが安心安全に通学できるようになることが一番の願い。ぜひご協力をお願いします」と話しています。

 振込先など、寄付の詳細については、同校の実行委事務局へ。

 (問)城山小学校☎︎234・1108


2023年10月7日号掲載

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