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信濃町でサウナ付きトレーラーハウス「村」開業へ

土地活用のモデルとして 吉原ゴウさん

アースボートヴィレッジクロヒメで、事業について話す吉原さん

 信濃町の企業「Earthboat(アースボート)」(吉原ゴウ社長)は4月1日(月)、同町大井地区に、サウナ付きトレーラーハウス10棟を設置した「アースボートヴィレッジクロヒメ」をグランドオープンする。ため池の周りに林の広がる遊休地約3・3ヘクタールを活用して整備。同社は、土地活用のモデルとし、全国展開の足掛かりにしていく方針だ。

 2022年秋創業の同社は、薪(まき)を燃料にしたサウナ付きトレーラーハウス「アースボート」を製造。パートナー企業と共同し全国各地で宿泊事業を構想。今回はこのビジネスモデルを具体化した第1弾になる。

 吉原さんは1982年信濃町生まれ。2007年から22年まで東京でIT関連企業「LIG(リグ)」を経営。14年、野尻湖畔でアウトドアスクールを営んでいた父の事業を引き継ぎ、LIGの一部門として、サウナを併設するゲストハウス「ランプ野尻湖」をスタートさせた。ここを運営する中で、サウナ付きのトレーラーハウスの宿を構想。「キャンプのアップグレード」をテーマに開発にあたった。

 アースボートは広さ22平方メートル。大人3人が泊まれる。天井、床、壁全面に国産スギ材でできた厚さ120ミリの建材を使用し、ログハウスに近い温かみを感じられるという。室内にはクイーンサイズのベッド、キッチン、シャワー、トイレを完備。リビングは屋外を設定し、アウトドア用の薪ストーブとサウナ、水風呂を備える。

 今回オープンするのは、吉原さんの小学生時代の記憶が残る場所。再訪すると、かつてあった建物や釣り堀は朽ち果てたままになっていたという。土地を借り、運営パートナー企業の「ランプ」(21年設立)とともに1年かけて開発、整備した。

 アースボートヴィレッジのプロジェクトは北軽井沢、白馬、群馬県みなかみ町でも進行中。吉原さんは「これまで放置されてきた遊休地など、地域の人たちと協力してアースボートを活用した宿を全国に展開していきたい」と期待を込めた。

 宿泊予約など問い合わせは、ホームページ((HP)https://earthboat.jp)から。

 記事・写真 中村英美


2024年3月9日フロント


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