top of page

今は亡き妻の絵手紙作品公開 自宅の一室を「展示室」に改装

小柴見の小林勝さん 約100点 季節ごとに一部入れ替え

節子さんの作品を紹介する小林勝さん

 小柴見の小林勝さん(77)は、絵てがみ作家で昨年7月、74歳で亡くなった妻・節子さんの作品展示室をオープンしました。趣味で絵手紙を始めた節子さんは、1997年ごろから絵手紙教室で講師を務め、長野市内や飯綱町、小布施町、松本市など県内各地で絵手紙の普及に取り組んできました。自宅には5000点以上の自筆の作品を残しています。

 節子さんの死後1年近くたった今年6月、勝さんが節子さんの「絵てがみ教室 はこべの会」の生徒たちの協力の下、もんぜんぷら座(新田町)で開いた追悼展には、節子さんをしのぶ生徒や友人ら900人以上が訪れました。

 「反響に驚いた」という勝さんは、節子さんの作品を常時見てもらえるように整理しようと、応接間だった部屋に展示設備を整え、51年目の今年の結婚記念日に展示室をオープン。約100点の作品を展示しています。小林さん夫妻が飼っていた猫のほか、カメやカマキリなどの生き物、リンゴやタケノコなど季節の食材、植物など、題材は多岐にわたります。勝さんは作品を見上げ「一つ一つが私に話しかけてくれているようで、こんなことを考えていたのかと思い出されて、ここにいると結構寂しくないものです」と話します。

 常設展示作品のほか、一部は季節ごとに入れ替えていき、年賀状のシーズンにはその年の干支(えと)の作品を展示する予定。非売品以外は販売もしています。

 展示室の開室は火曜から金曜の10時から15時で完全予約制。土曜から月曜と祝日、お盆、年末年始は休み。観覧料金は1人300円。

 (問)小林☎︎227・7128


2022年12月24日号掲載

bottom of page