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中学生がおやき店とコラボ

「恵方巻おやき」新メニュー 「タコス」と「ガーリックシュリンプ」

自分たちで考案した恵方巻おやきの販売をする生徒たち
自分たちで考案した恵方巻おやきの販売をする生徒たち

 中高一貫の中等教育学校「サミットアカデミーセカンダリースクール長野」(三輪)の1年生4人がこのほど、地元のおやき店「豊誠堂」(同)とコラボレーションして作った「恵方巻おやき」をながの東急百貨店で販売しました。


 1年生24人は、総合的な学習の時間で「地域貢献」をテーマに、六つのグループごとにさまざまな活動に取り組んできました。このうち「豊誠堂チーム」は、地域の人たちに愛されているおやきの魅力をもっと広めたいと、「豊誠堂さんのおやきを世界に。おやきを通して三輪を世界に」を目標に活動を進めてきました。


 豊誠堂は昨秋、チームから「自分たちでもおやきを作ってみたい」という声が上がったことを受けて、毎年節分に販売している「恵方巻おやき」を一緒に作ることを提案。そこから生徒たちは、世界にも通じる新しいオリジナルおやきを考案することに。外国人の先生や同級生に「好きな外国料理」のアンケートを取り、30種類の候補から3種類を選定。調理実習で試作を重ねて「タコス」と「ガーリックシュリンプ」の2種類を、同店の恵方巻おやき定番3種類に加えてもらうことになりました。


 売り場に立った4人は「お客さんが買ってくれてうれしい」と笑顔。チームリーダーの松沢美怜さんは「学校のある地域にたくさんの人が来てくれるきっかけになったらうれしい」。豊誠堂の上條登志子代表は「子どもたちの思いをかたちにする手伝いができてうれしい。生徒の成長の一助になればいい」と話していました。


2025年2月8日号掲載

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