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ちひろの黒姫山荘紹介

信濃町の黒姫童話館 設計の女性建築家と共に

 「ちひろ山荘ものがたり 画家いわさきちひろと建築家奥村まこと」展が7月17日(月)まで、信濃町野尻の黒姫童話館で開かれています。

 黒姫に山荘を建てたいわさきちひろ(1918〜74年)とその設計をした女性建築家奥村まことさん(1930〜2016年)。共に家庭を持ち、子育てや介護をしながら仕事を続けた2人の生き方や建築物としての山荘を紹介します。館内には、黒姫にゆかりのあるちひろ作品のピエゾグラフ(原画を緻密に再現したもの)12点のほか、黒姫山荘が建った由来や山荘の図面コピーなどのパネルが展示されます。併せて、童話館南側に移築されている山荘の内部も見学できます。

ちひろが暮らし、仕事場にした山荘(撮影・光齋昇馬)

 会期中のイベントとして、6月11日(日)13時半から15時に、ちひろの長男・松本猛さんの講演会「いわさきちひろと黒姫児童文化村」が行われます。事前申し込みが必要で、参加費は入館料のみ。

 9時から17時。入館料は一般800円、小中学生500円。5月31日(水)、6月30日(金)休館。

 (問)同館☎︎255・2250


2023年4月29日号掲載

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