イベント見合わせも

日本気象協会によると、アンズの開花は4月4日(千曲市)、桜の開花は8日(長野市城山公園)の見込みです。極端に早かった昨年よりは遅いものの、平年より数日早く開き、満開になりそうです。花まつりは、新型コロナ感染症が収束しないことから、人が密集しやすいイベントは見合わせる一方、散策を楽しめるようにする所が多くあります。
●松代東条あんずまつり
2日(土)から10日(日)に開催
アンズ加工品や野菜、おやきのテント販売や、インスタグラムを使った写真コンテストを行います。千曲市の「あんずまつり」は、昨年に続きステージイベントなどはありませんが、生け花の展示やあんずスイーツの販売などを予定しています。
●城山公園
桜の開花時期に合わせてぼんぼりを点灯。名物の花見茶屋の営業は、コロナ対策のため3年連続で行われない予定です。箱清水商工振興会が4月中旬に園内で開いてきた「箱清水桜まつり」も3年連続で中止になりました。
●川中島古戦場史跡公園(小島田町)「三太刀まつり」
桜の時季にぼんぼり点灯とライトアップを実施。市内感染者が減れば週末に軽トラ市を開く計画です。
●須坂市の臥竜公園「さくらまつり」
2日から
地元商店による飲食販売、夜桜ライトアップを予定。ほかに、須坂市内22カ所の桜の名所を巡るデジタルスタンプラリーを初めて企画。
※10日、17日、24日の日曜日と29日(金)須坂駅から臥竜公園、田中本家博物館などを巡る無料バスが運行します。
●上越市高田城址公園
ぼんぼり点灯とライトアップをしますが、イベントは行いません。コロナ禍前に約300店が並んだ露店は、上越地域の飲食店などの出店に限定し、50店ほどが営業する予定です。
2022年4月2日号掲載