top of page
153 黒斑山
黄葉と霧の浅間山を展望 「浅間山の展望台」として知られる小諸市の黒斑山(くろふやま=2404メートル)に、10月下旬と11月中旬の土曜日に2回登った。最初は「浅間ゴールド」と呼ぶ、カラマツの黄葉に染まった雄大な姿を堪能した。しかし2回目はガスが濃く白いベールに閉ざされてい...
152 留夫山
雑木林を歩き秋を感じる 紅葉が始まった10月中旬の土曜日、山仲間たちと軽井沢町の碓氷峠から留夫山(とめぶやま=1591メートル)に登った。雑木林の中を歩く静かなコースで、秋の深まりを感じた。 当初は白糸の滝近くの長日向(ながひなた)から鼻曲山(はなまがりやま=165...
151 岩茸山(岩岳)
歩いて登った山岳観光地 猛暑が続いた8月下旬の土曜日、スタッフを務める長野県カルチャーセンター「里山講座」の会員たちと、白馬村の岩茸山(1290メートル)に登った。 グリーンシーズンの山岳リゾートとして知られる岩岳だ。ゴンドラに乗ればわずか8分で行けるところを、3時間以...
150 姫木平 霧ケ峰
展望と草原歩きを楽しむ 台風一過の青空が広がった盆明け後の土曜日、山仲間3人で長和町の姫木平にあるエコーバレースキー場から稜線に出て、霧ケ峰の草原歩きを楽しんだ。 一帯は「山彦谷」と呼ぶスキー場の縁を巡る「姫木平ハイキングコース」。稜線からは、浅間山から蓼科山、八ケ岳、...
149 御巣鷹の尾根
胸を衝かれる墓標の光景 乗員乗客520人が死亡し、単独機としては世界最大の航空機事故となった日航ジャンボ機墜落から39年。8月12日の「慰霊の日」を前に、同月上旬、友人と墜落現場の御巣鷹の尾根(1565メートル)へ慰霊登山に出かけた。...
148 白馬大雪渓
雪上に吹く涼風を満喫 梅雨明け直後となった7月下旬の土曜日、山仲間たちと白馬大雪渓のトレッキングに出かけた。朝方の雨も雪渓に着く前には上がり、連日の猛暑を忘れて雪上を吹き渡る涼風を楽しんだ。 大雪渓を訪れたのは2011年の秋以来。その時は雪渓を登り詰め、白馬岳直下の山荘...
148 御座山
雨の中 鎖場を登り山頂へ シャクナゲの開花期を迎えた6月初めの日曜日、スタッフを務める長野県カルチャーセンター「里山講座」の下見で、佐久の名峰・御座山(おぐらさん)(2112メートル)に登った。南相木村と北相木村の境にそびえる東信地方の高峰だ。39年前の日航機墜落事故で、...
147 独鈷山
山頂からは360度の展望が 新緑が美しい5月上旬の週末、上田市の塩田平と丸子町境に連なる独鈷山(とっこさん=1266メートル)に登った。この山に登るのは3回目。今回は西前山から上り、初めて沢山湖へ下った。 塩田平の南側に峨峨たる山容を見せる独鈷山は古くからの信仰の山だ。...
146 長者山
山頂から白銀の北ア展望 前日までの雨が上がった3月末の平日、長野市信州新町の長者山(1160メートル)に登った。今年最初の登山のため〝軽い山〟を選んだつもりだったが、上部は思いのほか雪が深かった。それでも山頂からは白銀の北アルプス後立山連峰を一望。見応えのある景観を楽しんだ...
145 大室山
リフトで上り火口を周回 3月初めに妻と伊豆地方を旅行した際、静岡県伊東市の大室山(580メートル)に立ち寄った。伊豆東火山群のシンボル的な山で、以前訪れた韓国済州島の世界文化遺産、城山日出峰(ソンサンイルチュルボン=180メートル)によく似ている。...
144 道央の山々
北の大地に火山群を見る 各地で紅葉だよりが聞かれるようになった10月中旬、旅行社の北海道ツアー(3泊4日)に参加した。肝心の紅葉は色づき始めだったが、北の大地で数多い火山に接することができた。 中でも目を引いたのは、蝦夷富士と呼ばれどっしりとした姿の羊蹄山(1898メートル...
143 尾瀬ケ原
本州最大の湿原の一角に やっと秋めいてきた9月下旬の平日、格安バスツアーを利用して山仲間3人で尾瀬ケ原を訪れた。群馬・福島・新潟・栃木4県にまたがる尾瀬国立公園は、本州最大の湿原で知られる。訪れた時は草紅葉が始まっていた。...
142 大姥山
鎖場登り金太郎の大穴へ 8月下旬の土曜日に、大町市八坂の大姥(おおば)山(1003メートル)に登った。急斜面に鎖場が連続し、金太郎伝説のある大穴にはたまげた。標高は低いが、スリリングで登りがいのある山だった。 大姥山は10年以上前に、一度登ったことがある。当時に比べ登山口ま...
141 仏岩
はしごを上り岩峰の頂へ うだるような暑さが続いた盆過ぎの土曜日、岩登り経験が多い友人と長和町の仏岩(1336メートル)に登った。見上げるような岩峰の頂に、県宝の宝篋印塔(ほうきょういんとう)が安置されている。5カ所のはしごを上り詰め、奇観に接した。...
140 白山
あこがれの加賀の名峰へ 猛暑が続いた8月上旬の週末、加賀の名峰・白山(はくさん)(2702メートル)に登ってきた。富士山・立山と並ぶ「霊山」であると同時に「花の百名山」でもある。信仰の山には高山植物の花々が咲き乱れていた。...
139 八方池
絶景は見えず花を楽しむ 関東甲信の梅雨が明けた7月下旬の土曜日、「北アルプスの鏡」と称される白馬村八方尾根の八方池を訪れた。期待していた水面に白馬三山の姿を映す絶景は、あいにく厚い雲に覆われ見えなかった。代わりに、今を盛りと咲き誇る高山植物の花々を楽しんだ。...
138 双子山池巡り
原生林の中の神秘な池へ 梅雨の晴れ間を選んで6月下旬の月曜日、高齢の山仲間3人で北八ケ岳の双子山(2224メートル)に登り、樹林の中に点在する池巡りを楽しんだ。 隣り合う蓼科山(2530メートル)や北横岳(2480メートル)を間近に望む。北八特有のこけむした原生林の中を歩く...
137 栂池自然園
眼前に迫る白馬三山の雄姿 梅雨入り前の晴れ間を選んで6月上旬の日曜日に、山仲間4人で小谷村の栂池自然園へ出かけた。まだ雪が多く難儀した箇所もあったが、白馬三山を間近に望み、北アルプス北部の雄大な景観に浸ることができた。 この日は本格シーズン入り前とあって、自然園に達するゴン...
136 髻山(もとどりやま)
山頂直下にカタクリの群落 かれんな姿から「春の妖精」と呼ばれるカタクリの花を見に、4月中旬に長野市と飯綱町境の髻山(もとどりやま)(744メートル)に出かけた。山頂直下の群落は期待以上の規模で、足の踏み場もないほどだった。...
135 冬の入笠山
大展望の雪山を楽しむ 快晴・無風。絶好の登山日和に恵まれた2月末日、諏訪郡富士見町と伊那市境の入笠山(にゅうかさやま=955メートル)に登った。山頂からの360度の眺めは素晴らしく、大勢の登山客が雪山を楽しんでいた。 入笠山にはスズランの花が咲く頃何度も訪れていたが、ちょう...
bottom of page